右肩上がりの高い株価が継続しているオリンパス

オリンパスは2011年10月に不正会計問題が発覚し、株価が大きく落ちる結果を招いています。当時の株価は一時500円ぐらいまで下がり、多くの投資家からの売りが出ました。しかし、その時を境にしてオリンパス株は上昇していくことになってきます。2011年度には大幅な損失を計上することになりましが、その後は徐々に業績が回復してきたからです。元々オリンパスは内視鏡において世界シェアが7割を占めるトップメーカーでした。内視鏡の高いシェアを占める地位があったことで、その後も業績を順調に回復させることができています。オリンパスの内視鏡は世界の医療機関では評判が高いことから、医療現場ではなくてはならない存在となっています。オリンパスでは医療現場のニーズをくみ取り、使いやすい医療機器の開発や4Kなどの高画質の画像が見られる内視鏡などの新商品を販売する努力を行っています。その結果としてオリンパスの内視鏡事業に支えられ、業績が好調に推移する状況が生まれてきています。2015年にはオリンパスの株価は一時5000円を超えるようになり、2011年の安値から10倍高い状況が生まれています。ここまで株価が上昇してきた理由としては、内視鏡事業の他に通常のデジカメ事業も減益幅が小さくなったことが挙げられます。デジカメ事業では一眼レフやミラーレスの販売を伸ばすことで、従来のようにデジカメ事業で全体の業績の足を引っ張ることがなくなりつつあります。その結果として内視鏡事業の黒字がフルに効いてくるようになり、オリンパスの株価が高い状況が継続しています。今後も世界的な高齢化を背景として内視鏡事業の拡大が見込まれることから、株価は堅調に推移することが予想されます。

ページの先頭へ戻る